こちらも、5年ぶりの京都 [コンサート・舞台]
メインが南座で歌舞伎鑑賞だったので、街散策の時間は
あまり沢山は取れなかったけれど、京都へ行けたのも5年ぶり。
鴨川沿いの芽吹き始めた柳の新緑が綺麗です。
両親はよく南座でも観ているようなんだけど
私ここでの鑑賞は初めて!
しかし・・・中も本当に古いままなのね。
お手洗いの数の少なさにはビックリ。
(そういえば…昨年の歌舞伎座八月納涼歌舞伎のレビュー
書かずじまいだった!(゜o゜))
昼の部を鑑賞。今回は若手が多かった。
おばさまたちに人気の「亀ちゃん」こと市川亀治郎さんが大活躍です。
しっかし、決してハンサムではないのに(ゴメン…)あんなに人気があるのはやはり
あの踊りだったり、三枚目を演じるときのあのおかしさだったり、人一倍全力で
取り組む姿勢(クローズアップする番組で垣間見た)にみな惹かれるのでしょうね。
私の母も、もはや「亀ちゃん大好き」なようで(笑)。
「亀ちゃん上手やわぁ。」と連呼しています。
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昼の部
一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
角力場
濡髪長五郎 獅 童
藤屋吾妻 松 也
山崎屋与五郎/放駒長吉 亀治郎
二、曽根崎心中
平野屋徳兵衛 翫 雀
天満屋お初 壱太郎
油屋九平次 亀 鶴
田舎客儀兵衛 男女蔵
平野屋久右衛門 竹三郎
三、連獅子
狂言師右近 実は 親獅子の精 獅 童
狂言師左近 実は 仔獅子の精 松 也
僧蓮念 亀治郎
僧遍念 翫 雀
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今回の演目はすべて観たことがありました。
最初の双蝶…は、TVか生でか詳細は憶えていないのですが。
曽根崎心中は、1年前の藤十郎さんのお初にうんざり(これまたすんません~)
しましたが、今回は孫の壱太郎くん。
相手役の徳兵衛はもちろん、彼のお父様の翫雀さん。
まだ声のトーンが正直耳障りではありましたが、かなり若いので
まだまだこれから伸びそう。実年齢がお初に近いから、そういう意味ではよかったなー。
九右衛門役の竹三郎さん、よかった。
連獅子の獅童。あの人は隈取り描くとキリッとして本当に綺麗。
母は間の亀ちゃんの踊りに一番魅了されたみたい^^。
この日以外は春の陽気も多かったのに、真冬のような寒さでした。
母の好きな木工芸の店「酢屋」に楽しみにして行ったら、
お休みだったぁ~・・・。
「そういえば水曜日は京都はお休みの店が多い」んだそうな。
ちなみにここは坂本龍馬をかくまった場所らしい。
その事実は長い間言えなかったそうです。
甘味処の梅園で休憩したり、
かわいい手ぬぐいやさんをじっくり見たり、
夕方の祇園を散策。
舞妓さん待ちの外国人観光客がいっぱい。
「つなぎ団子」は、祇園の象徴みたいですね。
もう少し日が暮れるまでいれば、灯りでさらに綺麗だっただろうけど。
またゆっくりと訪れたいものです。
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