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停電大丈夫でしたか~? [格言・教訓]

ご存知の通り、
今朝、東京と千葉、神奈川の一部の地域で停電がありました。
我が家のエリアは大丈夫だったのですが、
お友達で該当区にお住まいの方もおられたので不安に。
暑い中お疲れ様でした。お見舞い申し上げます。

あれはちょうど3年前くらい?
私はNYCのブラックアウトに遭遇しました。
それはそれは暑い日だったのですよね。
ちょうど日本から友達が遊びに来ていて、アッパーウエストサイドの
「カフェラロ」(映画、ユーガットメールで使われたカフェ)へ案内していたとき
いきなり空調が止まり・・・
最初は店内でブレーカーが落ちたのだと思っていました。
機能していない冷蔵庫から頼んだケーキが運ばれてきて・・・(笑)、
美味しく食べていたら、隣の席で一人で座っていた女性が
「ねぇ、おかしいのよ。携帯が繋がらないの。」
ここで初めてヘンな予感がしました。

休憩後、店を後にしブロードウェイに出たら、
信号・・・ついてませんけど・・・?
多くの人が家や店から外に出てきて、なにやら異様な光景でした。
地下鉄の入り口も閉鎖されており、混雑しているバス停に並んでバスに乗る。
信号がないものだから、交差点ではクラクションを鳴らしながら走るバス。
家にどんどん近づいても、同じような光景。どこも同じなんだ!と。

アパートでは同じ階のお友達がロビーでワンちゃんと一緒におられ、
知っている人にやっと会えて、この時少しホッとする。
エレベーターはもちろん使えないので、階段を使ったけど
まだこのときは非常灯がついていました。

日が沈まないうちにシャワーを浴びようという考え(これは正解!)で
バスルームのドアを開けたまま汗を流し、
後に無事徒歩で帰宅した夫もギリギリセーフ!

冷蔵庫が心配でたまらなく、無理やり料理したりして。
下のピザやさんで食料を求めてきて少しだけ腹ごしらえもしました。

日が沈んでいくうちに、ちょっとしたお祭り騒ぎのような人も多々・・・。
街には懐中電灯の明かりがチラホラ。後は真っ暗でした。
私たちも、起きたら復旧してるんじゃないか、くらいの気持ちで
おこちゃま並の早めに就寝。ただやはり暑くてあまり眠れなかったけどね。

しかーし!!
朝になっても電気はつかぬまま。
加えて、大変なことに気付く。
水が出ない。
私は知らなかったのです。
マンションを含みビルは、電気で水を汲み上げていることを・・・。

したがって、トイレもできません。
仕方が無いので、買い置きしていた水で流すしかない。
ちなみに、『ウ○△禁止令』も発令。(笑)
とりあえず顔を洗うのも我慢。ノーメイク。

私の性格上、いつまで我慢しなければならないのか読めないので
できるだけ体力を使わないように、とじっとしているタイプでした。
体力があればトランプでもして楽しんでいる方がいいに決まってるけど
さすがに不謹慎。
でも、後で聞くと、上手にセントラルパークの木陰で快適に休んでいた人もいたり、
翌日の午前に復旧したウエストサイドに行っていればトイレもし放題(どんだけすんねん?)
だったのですよ。
バスも無料だったようです。

結局、私の住んでいるエリアが復旧したのは2日目の夕方で、
26時間電気なしの生活を送ったことを記憶しています。
何より辛かったのは、熱中症になったこと。
暑い日でしたので(南向きの部屋だったし)ついつい飲む水もセーブしがちで
ああなってしまったのでしょう。
内廊下であるために真っ暗だった廊下。
椅子を廊下に出して休んでいればよかったかな、なんて後で思ったりもしました。

教訓は、
お風呂に水を貯めておくべし。
飲料用の水も常備しておくべし。
携帯ラジオと懐中電灯を持っておくべし。

あと、できればやはり、少しでも快適に過ごせたらよかったなぁと。
それから、「あまりの高層階」でなくてよかったな、と。
高ければ高いほど、普段は眺望がよかったりするけれど
こういうときは本当に大変です。

そういえば、停電前日の夜、月が赤かったんです。
「なんか不吉だねー」と言っていたのが当たり。
停電になった日の昼に日本に帰った夫の友達は超ラッキーでした。
私の友達は帰りの飛行機のリコンファームをせねばならず
何度も公衆電話へ行ってはかけ、なのになかなか繋がらなくて大変でした。
結果的には復旧した翌日、無事に帰れたのだけど。
彼女の行きたいところにほとんど行けていた後でまだよかった。

なにはともあれ、今回はすぐに復旧してよかったですけれど、
エレベーターに閉じ込められたりして怖い思いをされた方は本当にお気の毒さまです。
お大事に。


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Tomochin

あれは、ほんと、大変だったね。私が、メリーを抱え、ロビーで途方に暮れていたら、Moniちゃんがお友達と一緒に登場。あの時は、安心しました。夢中で声をかけちゃったわ!
あの日、我が家も水を貯めませんでした。で、今日は、油断してはならぬと、停電の再発を懸念して、復旧後に風呂に水を貯めました。でも、よく考えたら、今の家は、電気で水をくみ上げていないんだよね。ちと、間抜けでした。
水は大事!電気も勿論大事!大切にしようと思います。
by Tomochin (2006-08-14 18:44) 

d+

こんにちは☆
Moniさんはあの大停電のときNYにいらっしゃったんですね。本当に大変な目に遭われたコトでしょう[うーむ]
当時ニュースで見ましたが、帰宅難民?の方達がスーツ姿で歩いてるのが印象的でした。
普段便利な生活に慣れ切っているせいか、非常時に何が足りなくなるのか検討もつきません[たらー]

>でも、後で聞くと、上手にセントラルパークの木陰で快適に休んでいた人もいたり~

さすがアメリカ人[わはっ]って感じがします。いいなぁ~こういう「そんなときでもエンジョイしよう!」っていう気質[おんぷ]ワタシもきっとMoniさんと同じようにジッとしてると思います[ぴかっ]

>教訓は、
お風呂に水を貯めておくべし。
飲料用の水も常備しておくべし。
携帯ラジオと懐中電灯を持っておくべし。

勉強になりました~[わはっ]停電はそんなにありませんが、地震大国に住んでる者としては防災グッズは揃えておくべきですよネ[にこっ]
by d+ (2006-08-15 13:18) 

Moni

Tomochin,
今回もやられちゃいましたね[たらー]
でもすぐに復旧したとのことで安心しました。
その辺はさすが日本というところなのかな。
そうそう、あの時はTomochinに懐中電灯を貸して頂いて
すごく助かりました。
しかし改めて思ったんだけど、我々は電気に依存しすぎているんだね。無くなると何もできなくなっちゃうもんね。
by Moni (2006-08-16 14:49) 

Moni

オレンジさん,
オレンジさんは大丈夫でしたか~[はてな]びっくりしましたよね。
そうそう、NYのブラックアウトは長時間だっただけに
本当に混乱しました。家が遠い人は野宿したり、知り合いの家に泊めてもらったり、
でもやっぱり家族と会えないと不安だからと7時間歩いて帰った
という人も居ましたねー。
>停電はそんなにありませんが、地震大国に住んでる者としては防災グッズは揃えておくべきですよネ
そうなんですよね。地震が来ちゃうとそのときも危ないけど
無事であれそれ以降がサバイバルですからね。
今一度対策を考え直そうかな。私も防災準備まだ万端じゃ
ないんですよ。(←だめじゃん・・・[あせっ])
by Moni (2006-08-16 14:59) 

dandelion

Moniさん、大変な目にあわれていたんですね。。
私はタワーマンションなんぞ高級マンションには住んでおりませぬが(でもお台場が一望できる素敵な環境です♪)、水とラジオと懐中電灯は本当に大事なんだよな~、といつも思いつつ、実行できないダメな人間です。。

先週は、電化製品の時計が狂っていたので、あれ?ブレーカー落ちたかな?としか思っていなかったのですが、停電だったのですね(汗)。
夏休みで、ネットも繋がっていない状況だったので、停電と知るまで3日以上かかってしまいました。。やはり情報って大事だとしみじみしております。
by dandelion (2006-08-21 13:14) 

Moni

dandelionさん,
ちょうどお忙しいときに停電に遭われたのですね。でもご不自由がなくて
よかったです。長い時間止まったら、ペット飼ってる方とか大変ですよね。
>水とラジオと懐中電灯は本当に大事なんだよな~、と

私も、やらなきゃいけないことはよぉく分かっているのに、
いざというときのために、完璧に用意できていないんですよ。だめですわぁ[たらー]
停電等、こういう出来事は、そういうことを気付かせてくれるいい機会ではありますね。
by Moni (2006-08-21 16:34) 

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