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世間は狭い [日記]

ある日、父の職場と取引している銀行の営業マンが
見かけない人を連れて挨拶に来たそうな。

受けたのが父だった。
「君、転勤になったの?」
「いえ、そうではないんですが、新しく異動してきまして
こちらの担当も勤めさせて頂きますので、ご挨拶にと連れて参りました」

と、応接に招き、しばし話をしたらしい。
その新しい人は、若いけどもう新人という感じではなく
人あたりの良い青年だったそうだ。

初めてなので雑談になる。
「○○県から来たんですが大阪は大都会なのでそれはもう妻が喜んでいます。
しかし社宅がどうも古くて、こればかりは・・・」
「あぁ。なるほどね。奇遇やね。
私の娘もちょうど最近社宅に入ってね。それがものすごい不満らしくて・・・
せやけどまぁ、前が良かったんやね。
海外に居たから、それなりに良い家に住ませてもらっていたからね。
若い頃から贅沢ばかりしたらあかん。」
「海外ですか。いいですね。どちらにおられたんですか?」
「ニューヨーク」
「ニューヨーク・・・???いつ戻られたんですか」
「つい最近。でも東京で、すぐには会えなくてね」
「・・・。あの・・・失礼ですが、お名前はなんておっしゃいます・・・?」
「(なんでそこまで聞くのだろう?by 父)
 苗字・・・?○△。」

そこで、ドッカーーーンときたわけですが、お分かりですか?

そう、彼は、私の夫の友達だったのです。
しかも大学時代いつも一緒に居た友達。
たまたま帰国直後でバタバタし、メールチェックもできていなかったので
彼の「大阪に転勤しました」メールも見ていなかったため
私たち夫婦も知らなかったのだった。


なぜこんな話を書いたかと言うと・・・

今日は、社宅に越してこられたAさん、Bさんと、
もう一人のお友達Cさんと一緒に、我が家でお茶をした。

Aさんは、NYで同じアパートだった人。
Bさんは、欧州の某国から帰国され、Cさんと同じ階に入居された人。

この界隈の話や、世間話、色々話しているうちに夕方になる。
終盤になってから衝撃の事実発覚。
Bさんも元この会社の職員だということは先日聞いていたけれど
深く話していくうちに、その奥様は元総合職員で
私の夫と同期で知り合いだった。
びっくり。
Bさんも、今まで目の前で話していた人がかつての同期の妻だとは
驚きだったみたい。
同じ社宅だからなくもない話だけど
女性は名前が変わっているから分かりにくいよね。

偶然とは面白く、素敵で、そしてまた怖いですね。
悪いことはできませんよ。


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hosso

そういうことがあると一気に親近感をおぼえますよね。
以前私が地元で仕事をしていたときの知り合いと、東京にでてきてからの職場の同僚が付き合ってたと知り、すごーくビックリしたことがあります。
何の接点もないと思っていたところが線でつながってとてもフシギでした。
by hosso (2006-02-03 16:33) 

Moni

naranjaさん, おーそれはすごいですね!!
生きていると、びっくりするところで繋がっていて面白いですよね。
初めて知った瞬間は、なんか意味もなく動揺しちゃいますよね(笑)。
面白くて、ちょっとミステリー(笑)。
by Moni (2006-02-04 13:16) 

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