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八月花形歌舞伎(2011年)第一部 [コンサート・舞台]

久しぶりの歌舞伎鑑賞。
歌舞伎座さよなら公演の最後の方はチケット取れなかったから、
去年の3月に京都南座で観て以来。新橋演舞場で観るのは初めて。

今回は夫のセレクトで選んだ演目。
席も、役者さんたちが間近で見れる2列目右寄りを選択。

・花魁草

この演目、心打たれるいい話だったわぁ。
舞台は主に栃木。(と、少し江戸)
悪い人は誰一人出てこないし、日本人(特に栃木の人)がとても親切で
(安政大地震を生き延びた主人公の話。震災後だから選んだのでしょう)
じーんとするし、福助さんのこの手の役はオモロイし、もう一度見たいくらい。
筋書にある上演記録によると今回を入れて過去3度(しかも一度は新派)
のみで、いずれも東京での上演。
これは色々な場所でも、とくに震災後の今やってほしいなぁ。
沢山の人に観て欲しいと思う。
獅童さんも、素直な男性の役、とてもキュートに綺麗に、演じていらっしゃいます。
昔もこんな感じの役で感動したことあったっけな。
勘太郎くんは、ますます声がお父さんそっくりに。目をつぶっていたら分からないかもなぁ~。
それにしても、この主役のお蝶(福助)と幸太郎(獅童)、
10歳お蝶が上とのことだけど、何歳の設定なんだろう?
最初の段階で、26歳と16歳くらい?筋書よく読めばどこかに書いてあるかな?

・伊達娘恋緋鹿子 櫓のお七

舞踊のみかと思っていたら、そうではなかった。
しかも、人形振り!これは初めて観たかも。
自身が「文楽人形」になって踊るのかぁ。普通に踊るより数段大変そう。
後見人も、大変そう!

女中のお杉に連れられて舞台から降りてきたお七(七之助くん)、
かなり間近で拝見した。
(プライベートでも見かけたことあるけどねっっ)
綺麗ねぇ~。
階段降りる際の女中さんの
「何かあったら(怪我でもしたら)神谷町のおじいさま(=芝翫さんのコト)にしかられる」
なんてコメントも、やはり笑わせてくれます。

七之助くんの人形振りは、素人目には、きっとこれから経験を積んで
まだまだ上手になるんだろうなぁという印象。
真夏にみる雪景色もこれまた、涼しげでよかった。


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